職務経験のある30代の転職の場合、紹介やコネなどがない限り、まずは人材紹介会社や求人サイトなどに登録して自分の希望の会社を探していくという作業から始めることになります。大輔さんの場合、社内SEという職種の希望ははっきりしていましたが、自分が考える仕事の内容を求めている企業があるか、また自分の思いをわかってもらうことができるかという点で、とても不安があったそうです。
社内SEの場合、どの業種においても需要は増加の傾向にありますが、真っ先に浮かぶのはもともとIT化の必要性が高い業種である金融関係でしょう。意外なところでは医療・製薬関係です。医療現場では電子カルテ化や介護福祉関係施設等との連携が進んでいますし、製薬業界においても外資との合併や買収などでシステムの統合や日本向けのシステム開発ための人員が必要になっています。
大輔さんは、幸い、登録した人材紹介会社のコーディネーターに自分の希望をよく理解してもらうことができ、希望の職種に転職することができました。
転職、特に30代の場合は、スキルアップの要素とともに安定性、生活重視の傾向が強いようです。年齢的にもプライベートも充実させたいと思う年代だといえそうです。
エンジニアとしてのスキルはもちろん、仕事に対する思いを伝えることで性格や勤務姿勢などアナログな部分を理解してもらうことが、転職成功の秘訣です。
エンジニアのウィークポイントは何といっても“目・肩・腰”です。特に社内ですべてが済んでしまう社内SEは、努めてケアすることが必要です。お手軽アイテムを紹介します。
無事、転職を果たした大輔さんの職場の同僚は、平日仕事に追われている分、休日は自分の時間を大切にして趣味を楽しむことにしている人が多いようです。