当初は社内SEとしてスキルアップしていくことを希望して入社した大手電気メーカーでしたが、事業展開が比較的スローであったため、期待していたほどの成果は上がりませんでした。
収入面でも高い方ではありませんでしたが、20代で結婚した卓也さんにとって、企業所属ということによる安定性には大きな魅力がありました。
しかし、このままでいいのかという不安を拭い去ることができず、スキルアップできない不満も募っていきます。
思い切って転職を決意した卓也さんですが、それではどんな仕事がしたいのか、どんなスキルを積みたいのかという未来図をなかなか描けず、実際に活動に踏み切ることができませんでした。
転職理由はともかく、職種を変えるのか、どんな勤務形態・勤務環境が望ましいのかといった具体的なシミュレーションは必要不可欠です。それがしっかりしていないと当然希望の勤務先が見つかるはずもありません。
いくつかの面接を経て、現在卓也さんは外資系PCメーカーのテクニカルサポートの仕事をしています。様々な企業システムに触れることでエンジニアとしての視野も広がったと感じています。
特にあがり症というわけでもない卓也さんですが、お客様と直接接する機会が増えたこともあって、いつもリラックス、平常心でいることを心がけるようになったそうです。
日頃から疲れをためない工夫をすることは大切ですが、たまには徹底的なガス抜きも必要です。30代になって温泉にめざめた卓也さんは、2、3日休みができると、1泊2日程度の温泉旅行にでかけます。